YODO™抗ビオチン干渉

YODO™Anti-biotin antibody

体外診断用試薬として、内因性および外因性のビオチンがアッセイ結果に及ぼす影響を排除し、感度を向上させる。

YODO™抗ビオチン干渉

ビオチンは、そのユニークな化学的特性、特にストレプトアビジンが極めて高い親和性でビオチンと結合するビオチン-ストレプトアビジン系において、バイオマーカーやシグナル増幅技術において広く使用されている。 しかしながら、ビオチンは生物学的試料中に天然に存在し、食事からの摂取やサプリメントの使用などにより高濃度で存在することがある。これはビオチン標識に基づくアッセイの結果に影響を及ぼし、感度の低下や偽陰性や偽陽性の可能性が高くなる。

ビオチン中和剤は、試料中の過剰なビオチンを中和・除去し、ビオチン標識アッセイ系が阻害されないようにすることで、この問題に対処し、体外診断結果の正確性と信頼性を確保するように設計されている。 具体的な対策としては、抗ビオチン抗体、ビオチン中和剤、またはストレプトアビジンとビオチンを競合的に結合させることができるその他の物質を使用し、それによってアッセイの本来の感度と特異性を回復・維持することが挙げられる。

YODO™Anti-biotin antibody
YODO™Anti-biotin antibody

ビオチン-ストレプトアビジンシステムの応用

ビオチン-SA(ビオチン-ストレプトアビジン)システムは、1つのアフィニティー分子が4つのビオチン分子に特異的かつ迅速に結合できることを利用し、多段増幅を実現する従来型の広域増幅システムである。 感度を向上させるため、体外診断用試薬に広く使用されている。

ビオチンの効果

ビオチンはヒトの血液や組織に広く分布しており、Biotin-SAシステムを使用する試薬に直接影響を及ぼし、試薬の感度と直線性に重大な影響を与え、結果に大きな偏差をもたらす。

既存のビオチン干渉対策

  • ロシュ特許抗ビオチン抗体
  • IBA-Biolock ビオチン中和剤
  • SA磁気ビーズの過剰使用
  • 現在のところ、費用対効果の高い抗ビオチン干渉プログラムの欠如

YODO™- アンチオチンインターフェロン - 仕様

設計・開発段階にあり、10月には市場評価の準備が整う予定

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